太陽誘電がジリ高歩調、米シチュエーショナル・アウェアネスの16%超保有が判明


 太陽誘電<6976.T>がジリ高歩調。心理的フシ目の1万円が下値抵抗線として機能し、後場に上げ幅を拡大した。積層セラミックコンデンサー(MLCC)を手掛ける同社に対し、米ヘッジファンドであるシチュエーショナル・アウェアネスが財務省に対して大量保有報告書と変更報告書を提出していたことが、この日明らかになった。シチュエーショナル・アウェアネスは米オープンAIのレオポルド・アッシェンブレナー氏が設立したファンドで、保有するハイテク株が急落したことで7月末に破綻寸前まで追い込まれたと報じられており、保有株の一部については米ヘッジファンドのシタデルが取得したとも伝わっている。シチュエーショナル・アウェアネスによる5%超保有を示す大量保有報告書の報告義務発生日は6月29日。その後買い増しを行った後、報告義務発生日7月3日の変更報告書では保有割合は8.13%から6.42%に低下した。だがこれを底に保有割合は上昇を続け、午後3時前に提出が明らかになった変更報告書(報告義務発生日7月22日)では16.61%となっている。シタデルに事実上救済されたシチュエーショナル・アウェアネスによる太陽誘電株の保有について、市場では「保有比率は太陽誘電に対する影響力としても大きなものがある。AI・半導体株が戻りを試す動きとなるなかで、需給面での思惑も広がったようだ」(国内証券)との声が出ていた。

出所:MINKABU PRESS


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