13日の株式相場見通し=続伸か、米利上げ観測後退とSOX高が追い風


 13日の東京株式市場で日経平均株価は続伸する公算が大きい。前日の欧州株市場はドイツのDAXやフランスのCAC40、英国のFTSE100がそろってマイナス圏で着地。そのほかの各国市場も軟調が目立った。続く米国株市場もNYダウは小幅に下げたものの、ナスダック総合株価指数とS&P500種指数は上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2.5%高と強さを発揮した。注目された同日発表の米7月消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.4%上昇し、市場予想と一致。6月(3.5%上昇)からは鈍化した。食品とエネルギーを除くコアも2.5%上昇で市場予想と一致し、6月(2.6%上昇)からは鈍化した。これを受け、投資家のインフレ警戒感が和らぎ、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利上げに動くとの不安心理が後退。株式相場の追い風となった。一方、依然として先行き不透明な中東情勢を背景に原油価格は高止まりする状況が続く。これが引き続き懸念要因として意識され、一部銘柄には売りが出る格好に。NYダウは先週急上昇し、その後も高値圏で推移していたとあって利益確定売りも出やすかったようだ。こうしたなか、きょうの東京市場では米SOXの上昇を手掛かりに主力のAI・半導体関連株が買われ、全体を押し上げる展開が想定される。日経平均は6万8000円台を回復し、更に上値を伸ばす動きが見込めそうだ。

 12日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比21ドル58セント安の5万3770ドル27セントと3日続落。ナスダック総合株価指数は同143.04ポイント高の2万6588.48だった。

 日程面では、きょうは7月の国内企業物価が発表される。主要企業の決算発表では三越伊勢丹ホールディングス<3099.T>、すかいらーくホールディングス<3197.T>が注目される。海外では英国の4~6月期GDP、ユーロ圏の6月鉱工業生産指数のほか、米国で7月の生産者物価指数(PPI)、週間の新規失業保険申請件数、30年国債の入札など。海外主要企業では米アプライド・マテリアルズ<AMAT>が決算発表を予定している。

出所:MINKABU PRESS


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