14日の株式相場見通し=強調展開続き7万円に接近、ネクソンとキオクシアに注目


 14日の東京株式市場で、日経平均株価は続伸し6万9000円台に乗せる見通し。強調展開が継続し、フシ目の7万円を意識した展開となりそうだ。

 前日の米株式市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数がともに上昇。S&P500種株価指数は続伸し、最高値を更新した。7月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比で4.7%の上昇となり、前月比では横ばいだった。ともに市場予想を下回る結果となったことを受け、インフレ懸念が後退。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利が据え置かれるとの見方が強まり、株式相場のサポート要因となった。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の上昇率は0.4%台と小幅だったが、サンディスク<SNDK>は13%を超す上昇となった。投資家向けの決算説明会で示された株主還元方針や長期の財務・収益見通しが好感されたという。これを刺激材料として、データセンター向け需要を満喫するウエスタン・デジタル<WDC>やシーゲイト・テクノロジー・ホールディングス<STX>、マイクロン・テクノロジー<MU>も株価水準を切り上げた。

 日経平均先物9月限(ラージ)は大阪取引所の夜間取引において6万9140円で終了している。朝方の東京市場ではこの水準が意識され、日経平均は上昇スタートとなる見通しだ。14日は8月限の指数先物オプションの特別清算指数(SQ)算出日のため、日経平均構成銘柄の始値により推計されるSQの水準に注目が集まることになる。構成銘柄のうちネクソン<3659.T>は13日引け後に26年12月期の年間配当予想を従来の60円から475円に大幅に増額修正し、PTS(私設取引システム)で大幅高となっている。同じく構成銘柄のキオクシアホールディングス<285A.T>については、13日のサンディスクの急伸が追い風となるほか、日本経済新聞電子版が14日未明に「半導体メモリー大手、キオクシアホールディングスの株価に連動するレバレッジ型上場投資信託(ETF)の上場に向けて、複数の米運用会社が米金融当局に承認を申請した」と報じている。個人投資家の資金がETFを通じて流入するとの需給思惑が広がる可能性がある。これら2銘柄の動向がきょうの日経平均に大きな影響力を持つとみられている。

 13日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比69ドル72セント高の5万3839ドル99セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同214.53ポイント高の2万6803.02だった。

 日程面では14日は国内では7月投信概況が公表される。企業決算はアサヒグループホールディングス<2502.T>や電通グループ<4324.T>、荏原<6361.T>、アシックス<7936.T>、SOMPOホールディングス<8630.T>などが予定する。海外では米7月小売売上高や米8月ミシガン大学消費者信頼感指数の発表を控える。

出所:MINKABU PRESS


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