午後:債券サマリー 先物は小反発、長期金利2.875%に上昇


 14日の債券市場で、先物中心限月9月限は小反発した。前日の米債券市場で長期債相場が上昇(金利は低下)したことが買い材料となった。日銀の早期利上げ観測は上値を圧迫した。

 7月の米卸売物価指数の前年同月比の伸び率が6月から鈍化したことを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置くとの見方が広がった。日本国内では財務省が流動性供給入札(対象:残存期間11年超39年未満)を実施した。応札倍率は3.55倍と一定の需要を集めたが、円債相場の反応は限られた。取引終了間際にロイター通信が「日銀が早ければ9月17、18日の金融政策決定会合で1.25%への利上げを想定していることが14日、複数の関係者への取材で分かった」と報じ、買い手控え要因となった。債券先物は一時マイナスに転じたものの、小幅なプラスで取引を終了した。

 先物9月限は前営業日比3銭高の126円48銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は2.875%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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