イーレックスが連日頑強な値動き、バイオマス発電でデータセンター特需取り込みへ


 イーレックス<9517.T>は全体リスクオフ相場に流されず前日終値を上回る水準で売り物をこなしている。日経平均は前日も終値で1700円以上の下落をみせていたが、そのなかプライム市場に上場する同社株は底堅さを存分に発揮、わずかながらプラス圏で着地していた。新電力会社の先駆けだが、再生可能エネルギーの中でもバイオマス発電分野に注力し、AIデータセンター特需に加え、脱炭素政策に乗る電力インフラ関連の有力株として見直し買いの対象となっている。

 バイオマス発電所は稼働中のもので国内に5基保持しており業界トップクラス。このほか2基を所有し、新潟のバイオマス発電所は29年度に運転開始予定にある。更に海外市場にも目を向け、経済成長余地の大きいベトナムでの発電事業に傾注。ベトナムはバイオマス発電に使う資源が豊富で同社の成長戦略の要となる。27年3月期は電力価格上昇と国内外の事業拡大メリットを反映してトップラインが前期比4割強の急拡大を見込む。直近開示された第1四半期(26年4~6月)は営業利益が前年同期比57%減と大きく落ち込んだが、これはデリバティブ損失の影響などによるもので、会社側では収益への影響は限定的とし、通期4%営業増益予想に変化はない。

出所:MINKABU PRESS


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