<注目銘柄>=SHIFT、AI売り上げ増で高成長に期待


 SHIFT<3697.T>は今年1月以降600円から800円の下値圏でレンジ内の動きを続けていたが、7月15日に第3四半期累計(25年9月~26年5月)連結決算を発表して以降、もみ合い上放れの様相を呈している。

 第3四半期累計決算は、売上高1158億4800万円(前年同期比21.4%増)、営業利益113億8300万円(同4.3%減)となったが、3~5月期では営業利益44億7600万円(同16.5%増)となり好印象の決算となった。オーガニック成長最優先や大型案件化を目指す営業改革の成果が表れているほか、AI活用による効率化が寄与した。

 第4四半期も引き続き営業改革の効果が期待できるほか、自律稼働によりテスト実行期間を大幅に短縮する「AIテストエージェント」の提供や、AIによるシステム仕様の可視化(リバースエンジニアリング)など、各種生成AI関連サービスを次々と創出してきたことによるAI関連売り上げの伸長が期待できる。ニッセイコムの子会社化による上乗せもあって、26年8月期通期業績予想は売上高を1500億円から1600億円(前期比23.2%増)へ引き上げた。

 利益については、会社側では営業利益にのれん償却費、顧客関連資産に係る減価償却費、M&Aに係る諸経費を加えた「調整後営業利益」で200億円(同13.4%増)の従来見通しを据え置いたが、第3四半期までの状況から上振れの可能性は十分にある。また、営業改革やAI活用による効率化などの効果は表れ始めたばかりであり、中期的成長への貢献が期待できる。株価も今後こうした成長期待を織り込む動きへ向かおう。(仁)

出所:MINKABU PRESS


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