午後:債券サマリー 先物は大幅続伸、長期金利は低下し2.845%で推移


 20日の債券市場で、先物中心限月9月限は大幅続伸した。米財務省が残存期間10~30年の既発債を対象とする国債買い入れ・消却(バイバック)について、1回当たりの買い入れ上限額を従来の20億ドルから少なくとも40億ドルに増額すると発表した。これを受けて米長期金利が低下(債券価格が上昇)し、円債相場の支援材料となった。

 バイバックの上限増額は直近の金利上昇に対応したもので、マーケットには一定のアナウンスメント効果をもたらした。日本の財務省は20日、20年債入札を実施した。前回の20年債入札が非常に堅調な結果となったことを踏まえると、応札倍率は低下したとはいえ3倍台とまずまずの水準となった。もっとも、テール(最低落札価格と平均落札価格の差)は17銭とやや開きがあり、最低落札価格が市場の事前の予想に届かなかったこともあって、やや低調との受け止めが広がったもよう。それでも午後の債券相場では円債を売り込む姿勢は限られた。

 先物9月限は前営業日比30銭高の126円72銭で終えた。新発10年債利回りは低下し2.845%で推移。一時2.830%まで下落した。

出所:MINKABU PRESS


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