<動意株・21日>(大引け)=TORICO、メタプラ、令和AH、インタートレなど


 TORICO<7138.T>やメタプラネット<3350.T>=仮想通貨(暗号資産)の運用戦略を打ち立てている関連株が連日で大幅高。トランプ米大統領は19日、暗号資産業界の幹部をホワイトハウスに招いた。「クラリティー法案」と呼ばれる暗号資産関連法案の早期可決を米議会に強く要請したとも伝わっている。同日には米財務省が国債買い入れ・消却(バイバック)の上限引き上げを発表し、米金利は低下。ドル安進行に反応する形で暗号資産への買いが入り、ビットコインが急騰した。20日は金利が再び上昇しながらも、暗号資産に対してはショートカバーもあって騰勢が続いている。ビットコインは一時7万5000ドルを突破したほか、リップルが値を飛ばし、イーサリアムも水準を切り上げている。暗号資産の急騰に連れる形で、株式市場では関連銘柄への資金流入も続いている。リミックスポイント<3825.T>も高い。

 令和アカウンティング・ホールディングス<296A.T>=後場急伸しストップ高。一気に上場来高値を更新した。きょう午前11時30分ごろ、31年3月期を最終年度とする中期経営計画(27年3月期~)を発表した。時価総額を29年3月期に1000億円、31年3月期に2000億円まで引き上げることを目標として掲げており、好感した買いが集まっている。東証プライム市場への市場変更や子会社の新規株式公開(IPO)を目指す資本政策、配当性向81~90%とする配当方針の継続などを通じ、企業価値の向上を図る。業績面では31年3月期に向け、連結売上高300億円(26年3月期は57億500万円)、連結最終利益100億円(同14億2100万円)の達成を目指す。

 インタートレード<3747.T>=大幅続伸。20日の取引終了後、連結子会社のビーエス・ジェイを完全子会社化したうえで、持ち分法適用関連会社のイーテアに9月30日付で譲渡すると発表しており、株価の支援材料となっているようだ。25年9月期末時点で債務超過の状態にあるビーエス・ジェイの財政状態などを踏まえ、譲渡価額は1円。インタートレはビーエス・ジェイを中心にグループ経営管理ソリューション事業を展開してきたが、同事業をイーテアへ譲渡し、経営資源をより注力すべき事業領域に集中させることが中長期的な企業価値向上につながると判断した。

 住友化学<4005.T>=上値指向強め75日線にタッチ。同社が4日に発表した27年3月期第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高が前年同期比9.9%増の5781億9900万円、最終損益は407億8200万円の黒字(前年同期は45億2300万円の赤字)だった。最終利益の通期計画に対する進捗率は第1四半期ながら58%に上った。石油化学市況の好転が収益を押し上げる形となった。一方、足もとPBR(株価純資産倍率)は1倍未満にとどまっている。業績の進捗率の高いシクリカルバリュー株に対する関心が高まるなか、直近では外資系証券による目標株価引き上げの動きもあり、株価の刺激材料となったようだ。

 KOKUSAI ELECTRIC<6525.T>=頑強。半導体製造工程に用いられる成膜装置を手掛ける同社は、8月31日の取引終了時点で、米MSCIのグローバルスタンダード指数に新規に組み入れられる予定だ。21日のコクサイエレの株価は全体相場に連れる形で安く始まったが、すぐに切り返した。半導体メモリー大手のSKハイニックス<SKHY>が宮城県に工場を建設する案を進めていると韓国メディアが報じ、半導体製造装置関連株の刺激材料となったもようだ。東京エレクトロン<8035.T>やアドバンテスト<6857.T>などが一時プラスに転じた後、戻り売りに押される展開となるなか、コクサイエレは指数連動型ファンドによる買い需要の思惑がくすぶっていることもあって、相対的に底堅く推移している。

 HUMAN MADE<456A.T>=ストップ高。SMBC日興証券が20日付で投資評価を最上位の「1(アウトパフォーム)」とし、目標株価2500円で新規にカバレッジを開始した。創業者で世界的ファッションデザイナーのNIGO氏のカリスマ性で高いブランド価値を確立と評価。国内外の旗艦店出店を控えており、強い売り上げ拡大が期待されるという。これが材料視されている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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