東京株式(大引け)=488円安と続落、世界的な金利上昇を背景に半導体株など下げる


 24日の東京株式市場は、AI・半導体関連銘柄に値を下げるものが多く、日経平均株価は下値を探る動きとなった。後場に入って下げ幅を広げる展開に。

 大引けの日経平均株価は前営業日比488円27銭安の6万5528円09銭と続落。プライム市場の売買高概算は18億8234万株、売買代金概算は7兆636億円。値上がり銘柄数は843、対して値下がり銘柄数は662、変わらずは51銘柄だった。

 きょうの東京市場は、AI・半導体の主力株中心にリスク回避ムードの売り圧力が及んだ。日経平均は、前場は狭いレンジでのもみ合いに終始したが、後場に入ると先物主導で値を崩した。日米をはじめ世界的な長期金利上昇を背景に株式の相対的な割高感が重荷となっている。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要株価3指数が揃って上昇したものの、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は反落しており、東京市場でも同関連株に対する気勢が削がれた。また、取引時間中は韓国KOSPIが下落したのを横目に投資家心理が弱気に傾いた面もある。今週開示される米エヌビディア<NVDA>の5~7月期決算発表を前に、関連銘柄への押し目買い意欲は限定的だった。ただ、半導体株以外は強い銘柄も多く、値上がり銘柄数は840あまりに達し、全体の54%を占めた。TOPIXは小幅ながら3日続伸している。

 個別では、売買代金がここ減少傾向にあるものの依然として全銘柄を通じて断トツのキオクシアホールディングス<285A.T>だが、株価は大幅安となった。アドバンテスト<6857.T>が売られ、ソフトバンクグループ<9984.T>は5000円台割れ、イビデン<4062.T>も安い。フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>なども冴えない。ファーストリテイリング<9983.T>が下値を摸索、レゾナック・ホールディングス<4004.T>も下落した。FIG<4392.T>が急落、アイ・ピー・エス<4390.T>、メルカリ<4385.T>などの下げも目立つ。

 半面、東京エレクトロン<8035.T>に買いが集まり、JX金属<5016.T>、三井金属<5706.T>などが物色人気。キーエンス<6861.T>も堅調。松屋<8237.T>が値上がり率トップに買われ、東洋エンジニアリング<6330.T>も大幅高。住友金属鉱山<5713.T>が値を飛ばし、弁護士ドットコム<6027.T>も大きく水準を切り上げた。マネーフォワード<3994.T>に投資資金が流入、UACJ<5741.T>なども上値を追った。このほか、大和工業<5444.T>が高い。

出所:MINKABU PRESS


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