午前:債券サマリー 先物は続落、前週末の米債券安を受け売り先行


 24日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。米国の財政悪化やインフレ懸念などを背景に、21日の米長期債相場が続落(金利は上昇)したことから円債に売りが先行した。

 前週末に米長期金利が上昇した背景には、イランとの戦闘に伴う国防関連支出をはじめとした政府債務拡大の思惑や原油高を通じたインフレ再燃への警戒感があるもよう。米債券安が円債の逆風となり、債券先物は朝方に一時126円37銭まで軟化した。ただ、その後は時間外取引で米長期金利の上昇が一服したことを手掛かりに買いが流入。日経平均株価の下落でリスクオフ資産が選好されたこともあり、午前10時ごろには前週末と同じ126円54銭をつける場面があった。とはいえ、共同通信が21日に「政府の2027年度予算を巡る各省庁の概算要求総額(一般会計)が、初めて130兆円を超える見通しとなったことが分かった」と報じ、財政拡張への懸念から買いは続かなった。なお、きょうは10年クライメート・トランジション(CT)債入札が実施される。

 午前11時の先物9月限の終値は、前週末比5銭安の126円49銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前週末に比べて0.020%高い2.890%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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