東京株式(大引け)=328円高、朝安後に切り返し3日ぶり反発も売買代金は低水準


 25日の東京株式市場は朝方に大きく下値を探る場面もあったが、その後は切り返し、後場はプラス圏で頑強な値動きに終始した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比328円34銭高の6万5856円43銭と3日ぶり反発。プライム市場の売買高概算は19億118万株、売買代金概算は7兆99億円。値上がり銘柄数は846、対して値下がり銘柄数は647、変わらずは63銘柄だった。

 きょうの東京市場は方向感の定まらない地合いで、朝方は900円超の下げで6万4000円台半ばまで水準を切り下げたが、その後にトレンドが変わり、全値戻しからプラス圏で頑強な値動きとなった。前日の米国株市場では半導体関連株に売りが目立ち、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が大きく値を下げ、東京市場でも取引開始時は半導体セクターへの売りが目立つ状況だった。しかし、売り一巡後は買い戻しの動きが顕在化。韓国KOSPIや台湾加権指数が朝安から上昇に転じたことで、これに歩調を合わせて日経平均も上値指向に変わった。米エヌビディア<NVDA>の決算発表を日本時間27日早朝に控え、半導体関連は様子見ムードが拭えないものの、目先は買い戻しが利いた格好だ。ただ、売買代金はかろうじて7兆円台をキープしたとはいえ、約4カ月ぶりの低い水準となった。

 個別では、売買代金トップのキオクシアホールディングス<285A.T>がプラス圏で引けたほか、フジクラ<5803.T>が上昇。古河電気工業<5801.T>は値上がり率首位に買われた。太陽誘電<6976.T>が買い優勢。ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調、イビデン<4062.T>は大幅高。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクがしっかり、東京海上ホールディングス<8766.T>も値を上げた。日本CMK<6958.T>、フルヤ金属<7826.T>が値を飛ばし、セガサミーホールディングス<6460.T>も活況高。松屋<8237.T>、東洋エンジニアリング<6330.T>なども物色人気に。

 半面、ディスコ<6146.T>が下値を探り、トヨタ自動車<7203.T>も売りに押された。日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>など海運株が利食われた。ファーストリテイリング<9983.T>が冴えず、三井金属<5706.T>も軟調。ホンダ<7267.T>も下落した。弁護士ドットコム<6027.T>が大幅反落、アイネス<9742.T>、ギフティグループ<590A.T>の下げも目立つ。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が安く、Sansan<4443.T>も売られた。

出所:MINKABU PRESS


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