午前:債券サマリー 先物は小反発、「国債利払い過去最大」報道で伸び悩む


 26日の債券市場で、先物中心限月9月限は小反発。米長期金利の低下を追い風に買いが先行したものの、「国債利払い過去最大」と報じられると急速に伸び悩んだ。

 米紙ニューヨーク・タイムズが25日に「米国務省はイランとの戦争開始前および交戦中に退避させた中東地域の米大使館職員の復帰に向けた準備を進めている」と伝えたほか、同日にイランとオマーンがホルムズ海峡での安全な航行の再開に向⁠けた枠組み案で合意したことで、中東情勢を巡る過度な警戒感が後退。原油安を受けて米長期金利が低下した流れが東京市場に波及し、債券先物は寄り付き直後に126円79銭まで上伸する場面があった。ただ、日本時間今晩に7月の米個人消費支出(PCEデフレーター)の発表を控えていることから追随買いは広がらず。ロイター通信が「財務省が2027年度予算の概算要求で過去最大となる国債費を要求することが判明した」と報じると、これが影響する形で上げ幅を縮小した。なお、きょうは流動性供給入札(対象:残存期間5年超11年以下)が実施される。

 午前11時の先物9月限の終値は、前日比2銭高の126円50銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い2.880%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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