東京株式(大引け)=405円高、朝安後に切り返すもエヌビディア決算前で商い低調


 26日の東京株式市場は売り買い交錯のなかも徐々に買いに厚みが加わる展開となり、日経平均株価は続伸で6万6000円台を回復した。

 大引けの日経平均株価は前営業日比405円73銭高の6万6262円16銭と続伸。プライム市場の売買高概算は18億5350万株、売買代金概算は6兆7057億円。値上がり銘柄数は978、対して値下がり銘柄数は518、変わらずは60銘柄だった。

 きょうの東京市場は、朝方は軟調なスタートだった。前日の米国株市場でNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇したもののエヌビディア<NVDA>の決算発表を日本時間27日早朝に控え、様子見ムードが漂うなか持ち高調整の売りが先行した。しかし、取引時間中は韓国KOSPIが強調展開をみせたのを横目に半導体関連の一角に買い戻しが入り全体相場を押し上げた。また、日銀による利上げ思惑が高まるなか、銀行など金融株が頑強な値動きをみせたことも市場センチメントの改善に一役買った。業種別では33業種中18業種が上昇。個別株は値上がり銘柄数が多いものの1000に届かず、プライム市場全体の63%を占めるにとどまった。売買代金は一段と細り、フシ目の7兆円台を割り込み4月21日以来約4カ月ぶりの低水準となっている。

 個別では、アドバンテスト<6857.T>が上値を追い、ソフトバンクグループ<9984.T>、村田製作所<6981.T>もしっかり。リクルートホールディングス<6098.T>も買いが優勢だった。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンクも堅調。東京海上ホールディングス<8766.T>が活況高、住友金属鉱山<5713.T>も値を飛ばした。第一稀元素化学工業<4082.T>、弁護士ドットコム<6027.T>がいずれもストップ高に買われ、東邦亜鉛<5707.T>、レスター<3156.T>が値を飛ばした。三菱マテリアル<5711.T>も活況高。

 半面、キオクシアホールディングス<285A.T>が値を下げ、太陽誘電<6976.T>も売りに押された。古河電気工業<5801.T>、レーザーテック<6920.T>などが冴えず、ファーストリテイリング<9983.T>も下落した。SUMCO<3436.T>も安い。大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が大幅安、東洋エンジニアリング<6330.T>も大きく利食われた。川崎汽船<9107.T>が水準を切り下げ、アシックス<7936.T>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS


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