明日の為替相場見通し=日米中銀幹部の発言を控え動きにくい


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、週内に予定される日銀副総裁と米連邦準備理事会(FRB)議長の発言を控えて方向感に乏しい展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=158円60銭~159円50銭。

 27日は日銀の氷見野良三副総裁が埼玉県金融経済懇談会に出席する予定で、9月17~18日に開く金融政策決定会合での利上げの可能性や将来の利上げペースに関する手掛かりが得られるかに注目。9月会合に向けた地ならし的な発言がなければ、早期利上げ観測が後退し円が売られやすくなりそうだ。28日には経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」でウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演に臨むが、これまで金融政策の先行きを巡る発言を避けてきた同議長が何を語るのかが最大の焦点となっている。

 一方、日本時間今晩に発表される7月の米個人消費支出(PCEデフレーター)、7月の米耐久財受注、4~6月期の米実質国内総生産(GDP)改定値が強い内容となった場合、FRBのタカ派的な金融政策を意識したドル買いが流入しそう。また、中東情勢の緊張が再び強まるとの懸念が消えていないことや、高市早苗政権による財政拡張に対する警戒感がくすぶっていることもドル買い・円売り要因となる。

出所:MINKABU PRESS


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