27日の株式相場見通し=続伸か、エヌビディア決算受けリスクオン


 27日の東京株式市場で日経平均株価は続伸する公算が大きい。前日の欧州株市場はドイツのDAX、フランスのCAC40が小幅プラスとなった一方、英国のFTSE100は小幅マイナスで着地。続く米国株市場もNYダウやナスダック総合株価指数が小安く引けた一方、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は小幅高となった。世界の耳目を集める米エヌビディア<NVDA>の決算発表を控えて気迷いムードは強く、積極的にポジションを傾ける動きは限られた。同日発表された米国の7月PCE価格指数は前年同月比3.7%上昇と市場予想(3.6%上昇)から上振れした。インフレ懸念の高まりから米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げシナリオが意識されたことは相場の重荷となった。米株取引終了後に明らかとなった注目のエヌビディアの5~7月期決算は売上高が前年同月比2.1倍の962億2100万ドル、純利益が同2.3倍の596億8800万ドルと四半期として過去最高を更新。8~10月期の売上高は1080億ドル前後に伸びる見通しを示した。良好な発表内容が好感され、同社株は時間外取引で26日終値を上回る水準で推移している。これを受け、きょうの東京市場では主力のAI・半導体関連株に投資資金が流入し、リスクオンの地合いとなることが想定される。イランとオマーンがホルムズ海峡再開に向けて調整を続けていると伝わっており、中東情勢に対する過度な警戒感がひとまず後退していることも相場の支えとなりそうだ。

 26日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比113ドル52セント安の5万3463ドル88セントと4日ぶり反落。ナスダック総合株価指数は同21.11ポイント安の2万6130.19だった。

 日程面では、きょうは8月の権利付き最終売買日。週間の対外及び対内証券売買契約等の状況がある。また、日銀の氷見野良三副総裁が埼玉県金融経済懇談会であいさつを行い、その後に記者会見が予定されている。海外では韓国中銀による政策金利発表のほか、米国の新規失業保険申請件数や7月卸売在庫、7年債入札など。米経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」が29日までの日程で開催される。

出所:MINKABU PRESS


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