来週の為替相場見通し=FRB議長発言と米経済指標が左右


 来週のドル円相場は、日本時間28日夜に行われるウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演と相次ぐ米重要経済指標の内容に左右されることになりそうだ。予想レンジは1ドル=158円00銭~161円00銭。

 ウォーシュ氏は経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、日本時間28日午後11時から講演する。市場では「金融政策の先行きを巡る発言は避けられ、外為市場にとっては無風」との予想が多いものの、何らかの方向性を示した場合は相場の反応が大きくなるだろう。

 また、来週は8月の米ISM製造業景況指数(1日)、7月の雇用動態調査(JOLTS)求人件数(1日)、8月の米ADP雇用統計(2日)、8月の米ISM非製造業景況指数(3日)、8月の米雇用統計(4日)といった重要経済指標の発表が相次ぐ。市場予想よりも強い結果となればFRBの引き締め的な金融政策が意識され、米長期金利が上昇するとともにドルが買われる展開となりそうだ。

 加えて、利上げを巡る日銀からの発信も焦点。8月31日~9月1日に米国で開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議のあとに行われる予定の植田和男総裁の記者会見や、2日の札幌市金融経済懇談会に出席する高田創審議委員の発言で、9月17~18日に開く金融政策決定会合での利上げの可能性及び将来の利上げペースに関する手掛かりが得られるかが注目される。

出所:MINKABU PRESS


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