28日の株式相場見通し=弱含み、利益確定売り優勢も米ナスダック高が下支え要因に


 28日の東京市場で、日経平均株価は弱含みの見通し。6万5500~6万6300円の範囲で推移すると想定される。

 前日の米株式市場でNYダウは反発したほか、ナスダック総合株価指数は1.5%の上昇。S&P500種株価指数は0.7%高となった。26年5~7月期決算を発表したエヌビディア<NVDA>が8%高で終了。業績予想の引き上げとアンソロピックとの提携拡大を発表したセールスフォース<CRM>が22%高で終えるなど、この2銘柄が株価指数の上昇に寄与した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は2%高となっている。ただしサンディスク<SNDK>やアドバンスト・マイクロ・デバイシズ<AMD>、マイクロン・テクノロジー<MU>は下落した。原油高は全体相場の重荷となったものの、ソフトウェア関連株の強さが目立った1日だった。

 セールスフォースをはじめとするソフトウェア企業とエヌビディアの決算は、東京市場において織り込み済みの材料となる。大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月限は6万6150円と横ばいで終了した。カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」において、米連邦準備制度理事会(FRB)のウォーシュ議長による講演が日本時間28日深夜に予定されている。金融政策の方向性に関して、踏み込んだ発言をすることはないとみられているものの、講演内容と市場の反応を見極めたいとのムードは強く、28日の東京市場はポジションを一方向に傾けにくい地合いとなりそうだ。ナスダック株価指数の上昇自体は全体相場の下支え要因となるとみられるが、TOPIXは前日まで6日続伸で週末を控えていることもあって、見送りムードのなかで利益確定目的の売りがかさむことが予想される。

 27日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比105ドル56セント高の5万3569ドル44セントと反発。ナスダック総合株価指数は同411.15ポイント高の2万6541.35だった。

 日程面では国内では7月完全失業率と有効求人倍率、8月東京都区部消費者物価指数(CPI)が公表されるほか、2年物国債入札が実施される予定。海外ではユーロ圏の8月景況感指数と米8月シカゴ購買部協会景気指数、米8月ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)が発表される。

出所:MINKABU PRESS


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