午前:債券サマリー 先物は続落、長期金利一時2.950%に上昇


 31日の債券市場で、先物中心限月9月限は続落。ウォーシュ米連邦準備理事会(FRB)議長が講演を受け、28日の米長期債相場が3日続落(金利は上昇)したことが重荷となった。

 ウォーシュ氏は28日、経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」の講演で「基調的なインフレ率が目標の2%に向かって鈍化しているとの確信が得られなければ、FRBにはやるべき仕事がある」などと発言。インフレの高止まりに対して懸念を示したことで、同日の米債券市場では利上げ観測が高まった。ベッセント米財務長官が30日、ロイター通信とのインタビューで円安是正のため日銀が追加利上げを検討すべきかを問われ「植田和男総裁が金融政策で正しい判断を下すことを期待している」と述べたことも影響し、債券先物は午前10時10分ごろに125円88銭まで下押す場面があった。

⁠ 午前11時の先物9月限の終値は、前週末比12銭安の125円98銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時2.950%に上昇し、その後は前週末に比べて0.020%高い2.940%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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