3日の株式相場見通し=自律反発も上値重いか、原油高への懸念根強く


 3日の東京株式市場で日経平均株価は反発する公算が大きい。前日の欧州株市場はドイツのDAXやフランスのCAC40、英国のFTSE100がそろってマイナスとなり、このほか各国市場も軟調に推移するところが目立った。一方、米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合株価指数など主要3指数が上昇。フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も反発した。日本をはじめとするアジア、欧州市場とリスクオフの流れが続いたものの、米国市場でこの流れにひとまず歯止めがかかる格好となった。前日まで続落歩調にあった反動で、主力株を中心にいったん自律反発を見込んだ買いが流入したようだ。もっとも上値を積極的に追う展開とはならず、主要3指数、SOXとも1%未満の小幅な上昇にとどまった。同日の米商品市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物は前日比0.79ドル高の1バレル=91.01ドルで取引を終えた。7月下旬以来の高値水準となった。米イラン対立激化によるホルムズ海峡の不安定化によって原油価格は再び上昇基調を強めており、これに対する警戒感は根強かった。これを受け、きょうの東京市場もいったんは自律反発に転じそうだ。日経平均は前日に1800円あまり値下がりしていただけに、その反動が出るだろう。ただし、原油高によるインフレ懸念は引き続き意識され、買い一巡後は伸び悩みの動きとなる展開が想定される。

 2日の米国株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比295ドル07セント高の5万3061ドル95セントと4日ぶり反発。ナスダック総合株価指数は同118.05ポイント高の2万6217.82だった。

 日程面では、きょうは週間の対外及び対内証券売買契約等の状況、30年国債の入札など。海外では中国の8月RatingDogサービス業PMIをはじめ、ドイツやユーロ圏、米国の8月サービス業PMIが公表される。米国では7月貿易収支、新規失業保険申請件数、8月ISM非製造業景気指数のほか、4~6月期非農業部門労働生産性指数・確報値の発表もある。

出所:MINKABU PRESS


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