米外為市場サマリー:一時155円30銭と1カ月ぶりのドル安・円高水準


 3日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=155円81銭前後と前日と比べて2円90銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=181円14銭前後と同2円80銭程度のユーロ安・円高だった。

 日銀の高田創審議委員が2日午後の記者会見で「年2回の間隔での利上げは従来の発想であり、局面が変わるなら連続利上げということもあり得る」などと述べたことや、この日の日本時間夕に米ブルームバーグ通信が「日銀は今月の会合で政策金利を0.25%引き上げる公算」と報じたことなどから円を買う動きが継続。また、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が基本ポートフォリオ(資産構成割合)を見直し、日本国内の債券・株式の配分比率を高めるとの思惑が改めて出ていることも円の支えとなった。加えて、米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が3日の講演で「今後発表される経済指標でインフレ圧力の鈍化が確認されれば、15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを支持する」と述べ、FRBによる早期利上げ観測が後退したことがドル売りにつながり、ドル円相場は一時155円30銭と1カ月ぶりの水準まで下押した。その後は下げ渋りとなったものの、米長期金利の低下などが重荷となり戻りは限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1626ドル前後と前日と比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS


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