午後:債券サマリー 先物は反落、米金利の先高観や株高が影響


 7日の債券市場で、先物中心限月9月限は3営業日ぶりに反落。米労働市場の底堅さを背景とした米金利の先高観に加え、日経平均株価の大幅高が影響した。

 きょうは米国がレーバーデーの祝日で休場となることから模様眺めムードが広がりやすく、債券先物は前週末と同値の126円14銭でスタート。朝方には円安を通じた物価上振れへの過度な警戒感が和らいでいることから126円28銭まで上伸する場面もあったが、今週に発表される米物価指標や来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)及び日銀金融政策決定会合を見極めるまでは積極的に動きにくいとあって買いは続かなかった。また、前週末に発表された8月の米雇用統計が市場予想を大幅に上回ったことで、米利上げ観測が再燃していることも重荷。時間外取引で上昇一服となっていた米長期金利が再び水準を切り上げると円債への売りが増加し、午後2時20分ごろには一時125円99銭まで軟化した。その後は下げ渋りとなったが、この日は財務省の利付国債入札や日銀の国債買い入れオペといった需給面でのイベントがなく、手掛かり材料に乏しいことから戻りは限定的だった。

 先物9月限の終値は、前週末比13銭安の126円01銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前週末に比べて0.030%高い2.930%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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