8日の株式相場見通し=反落、手掛かり材料難のなか利食い優勢に


 8日の東京株式市場は全般様子見ムードが漂うなか、目先筋の利益確定を目的とした売りが優勢となりそうだ。日経平均株価は3日ぶりに反落し、6万6000円大台ラインを巡る攻防が想定される。前日は米国株市場がレーバーデーの祝日に伴い休場だったことで手掛かり材料難が意識されやすく、今週末11日のメジャーSQ算出日を控え先物に振らされる地合いとなりやすい。前日の欧州株市場は高安まちまちの展開だった。原油市況の上昇を背景としたインフレ圧力が引き続き意識されるなか、欧州各国の10年債利回りは一斉に水準を切り上げている。ただ、株式市場では押し目買い意欲も活発で、この日は下値抵抗力も発揮された。ドイツの主要株価指数であるDAXは3日ぶりに反落した一方、フランスのCAC40は反発。欧州主要600社の株価で構成されるストックス・ヨーロッパ600指数は前週末比ほぼ横ばいで着地している。ドイツでは極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が東部ザクセン・アンハルト州の州議会選挙で勝利し第1党に躍進したが、全体相場に与える影響は限定的だった。きょうの東京市場では、前日に日経平均が1400円弱上昇したこともあって利食い圧力は拭えない。外国為替市場で1ドル=154円台前半まで急速に円高方向に振れていることで、輸出比率の高い自動車やハイテクセクターにはマイナスに作用しやすいが、日経平均の下落は比較的小幅にとどまる可能性がある。

 日程面では、きょうは7月の毎月勤労統計、7月の国際収支、8月上中旬の貿易統計、8月の対外・対内証券売買契約、8月の貸出・預金動向、4~6月期国内総生産(GDP)の改定値、8月の景気ウォッチャー調査が発表されるほか、5年物国債の入札が行われる。海外では8月の中国貿易統計、7月の米消費者信用残高、米3年物国債の入札など。

出所:MINKABU PRESS


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