東京株式(前引け)=反発、原油価格上昇を警戒も半導体株高などが支えに


 9日前引けの日経平均株価は前営業日比225円90銭高の6万5495円23銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は10億1084万株、売買代金概算は4兆4827億円。値上がり銘柄数は642、対して値下がり銘柄数は867、変わらずは44銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は売り買いが交錯し方向感の見えにくい地合いとなった。日経平均は寄り付きこそ安く始まったが、その後は次第に買いが厚くなり一時500円以上水準を切り上げる場面もあった。しかし、前場取引後半は伸び悩む展開に。前引け時点では200円あまりの上昇で着地した。サウジアラビアのエネルギー施設などに対する攻撃が報じられ中東情勢に再び不透明感が漂うなか、原油市況の高騰が重荷となっている。ただ、前日の米国株市場では半導体関連株が強さを発揮しており、これを引き継ぐ形で東京市場でも同関連株の一角が買われ、全体相場を支えている。なお、個別株は値下がり銘柄数の方が多く、プライム市場全体の56%を占めた。

 個別ではソフトバンクグループ<9984.T>が続伸、フジクラ<5803.T>、古河電気工業<5801.T>なども大きく買われた。レーザーテック<6920.T>、イビデン<4062.T>も上昇した。三井金属<5706.T>、住友金属鉱山<5713.T>など非鉄株にも急伸をみせる銘柄が目立つ。日本電波工業<6779.T>が急騰、日本ケミコン<6997.T>も値を飛ばした。東洋エンジニアリング<6330.T>も高い。半面、アドバンテスト<6857.T>が売りに押され、任天堂<7974.T>も軟調。ファーストリテイリング<9983.T>が下値を探った。協和キリン<4151.T>が大きく値を下げ、サンリオ<8136.T>も売られた。

出所:MINKABU PRESS


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