午前:債券サマリー 先物は続伸、為替の円高基調がサポート材料


 9日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。米債券安を受けて売りが先行したものの、外為の円高基調がサポート材料となる形で徐々に買いが優勢となった。

 8日の米原油先物相場が中東情勢の不透明感を背景に上昇し、同日の米長期債相場がインフレ懸念から続落(金利は上昇)した流れが東京市場に波及した。ただ、この日の時間外取引で米長期金利の上昇は一服しており、債券先物は寄り付き直後に126円24銭をつけたあとは切り返し。日銀の利上げペースが加速するとの思惑などから積み上がった円売り・ドル買いの持ち高を解消する動きが継続するなか、円安による物価上昇圧力が弱まるとの見方から次第に債券への買いが増加し、午前10時00分すぎには一時126円49銭まで上伸した。なお、日銀は「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同25年超」を対象とする国債買いオペを通知した。

 午前11時の先物9月限の終値は、前日比6銭高の126円39銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて0.010%低い2.875%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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