午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利2.865%に低下


 9日の債券市場で、先物中心限月9月限は続伸。足もとの外国為替市場で大幅な円安が修正されており、輸入物価の上振れに対する警戒感が後退していることが相場を支えた。

 前日の米長期債相場が小幅ながら続落(金利は上昇)したことが影響し、債券先物は軟調にスタート。ただ、日銀の利上げペースが加速するとの思惑などから為替は円高基調にあり、インフレ圧力が和らぐとの見方から債券には買いが入りやすかった。とはいえ、この日に日銀が実施した国債買いオペで、「残存期間1年超3年以下」「同5年超10年以下」「同25年超」の応札倍率がいずれも前回を上回り、投資家の売り意欲の強さが示されたことが重荷となったもよう。一時500円超上昇していた日経平均株価が下げに転じたことを受け、安全資産とされる債券を選好する動きから午後には126円51銭まで上伸する場面があったものの、米原油先物が高止まりしていることなどから一段の上値追いには慎重さが感じられた。

 先物9月限の終値は、前日比5銭高の126円38銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは一時、前日に比べて0.020%低い2.865%をつけた。

出所:MINKABU PRESS


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