午後:債券サマリー 先物は下落、米債券安が重荷 長期金利は2.910%に上昇


 10日の債券市場で先物12月限は下落した。前日のニューヨーク市場で長期債相場が下落(金利が上昇)したことが重荷となった。

 中東情勢が再び緊迫化し原油先物相場が上昇するなかで、米財務省は10日に実施する国債のバイバック(買い入れ消却)に関し、買い入れ額を60億ドルとすると公表した。従来と比べ3倍の規模になるものの、市場の一部では100億ドル近い規模となるとの観測があり、期待に届かなかったと受け止めた投資家の債券売りを誘発。米長期金利が上昇した。円債市場では期先物から期近物へのロールオーバーが進展。期先物の出来高が期近物を上回り、事実上の限月交代となった。この日は財務省が流動性供給(第461回)入札(対象:残存期間1年超5年以下)を実施した。応札倍率は4.42倍となり、前回(7月16日)の3.83倍を上回った。円債市場の反応は限定的なものとなった。

 先物12月限は前営業日比9銭安の125円70銭、9月限は同9銭安の126円29銭で終えた。新発10年債利回り(長期金利)は2.910%に上昇した。

出所:MINKABU PRESS


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