外為サマリー:持ち高調整売りなどで154円00銭台に伸び悩む


 11日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=154円06銭前後と前日の午後5時時点に比べて65銭程度のドル高・円安となっている。

 中東情勢の緊迫化を背景に10日の米原油先物相場が騰勢を強め、エネルギーの大半を輸入に頼る日本の貿易収支悪化を懸念した円売り・ドル買いが先行。前日に米長期金利が2023年10月以来の高水準となる4.96%まで上昇したことから日米金利差が意識され、ドル円相場は午前8時30分すぎに一時154円61銭まで上伸した。ただ、15~16日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるなか、日本時間今晩に発表される8月の米消費者物価指数(CPI)を見極めたいとして一段の上値追いには慎重ムード。また、日銀が朝方発表した8月の企業物価指数が市場予想を上回り、日銀の利上げペース加速の思惑を後押しする内容となったことも重荷となった。午後には重要イベントを前にした持ち高調整のドル売り・円買いがみられたほか、時間外取引で米原油先物と米長期金利の上昇が一服したことが影響し、午後2時40分すぎには一時154円01銭をつけた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1610ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル程度のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=178円86銭前後と同30銭程度のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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