米外為市場サマリー:原油高や米金利上昇を受け一時154円60銭台に上伸


 10日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円42銭前後と前日と比べて85銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=179円31銭前後と同65銭程度のユーロ高・円安だった。

 トランプ米大統領が9日に核関連活動の疑いがあるイランの施設「ピックアックス山」を攻撃する可能性に言及したほか、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが10日に「イランが弾道ミサイルの生産を再開したもよう」と報じたことで、エネルギー供給の混乱が深まることへの懸念から米原油先物相場が急騰するとともに「有事のドル買い」が流入。この日に発表された8月の米卸売物価指数(PPI)で、前月比の上昇率が0.4%と7月の0.1%を上回ったこともドルの支援材料となり、ドル円相場は一時154円67銭まで上伸した。その後は上げ一服となったものの、米長期金利が2023年10月以来の高水準となる4.96%まで上昇したことを支えに堅調に推移した。なお、欧州中央銀行(ECB)は10日に開いた理事会で、市場の予想通り0.25%の利上げを決め、ユーロが対円で買われた。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1612ドル前後と前日と比べて0.0020ドル程度のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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