米外為市場サマリー:原油の上昇一服などから一時153円20銭台に軟化


 11日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円61銭前後と前日と比べて80銭程度のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=178円11銭前後と同1円20銭程度のユーロ安・円高だった。

 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は11日、湾岸諸国とイランの外相がホルムズ海峡での一時的な運航管理協定の推進を目指し、14日に会談する計画が進められていると報道。これを受けてエネルギー供給を巡る過度な警戒感が後退し、米原油先物相場が反落したことがドルの重荷となった。この日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)は、食品とエネルギーを除くコアベースの上昇率が前月比0.3%と前月から拡大したものの、インフレ懸念を大きく強める内容ではなかったとの見方もあってドル買いは続かず。米長期金利が持ち高調整の動きなどから低下すると、これに歩調をあわせる形でドル円相場は一時153円20銭台に軟化した。その後は下げ渋りとなったが、15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)や17~18日の日銀金融政策決定会合を控えて模様眺めムードが広がりやすく戻りは限定的だった。一方、米利上げ観測を背景にユーロが対ドルで売られ、これが波及する形で対円でも軟調だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1599ドル前後と前日と比べて0.0010ドル強のユーロ安・ドル高だった。

出所:MINKABU PRESS


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