午後:債券サマリー 先物は小反発、日米中銀会合を控え方向感欠く


 14日の債券市場で、先物中心限月12月限は小反発。15~16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)と17~18日の日銀金融政策決定会合を控えて方向感は乏しかった。

 債券先物は前週末にかけて続落していたことから持ち高調整とみられる買いが先行。日経平均株価の下落を受けて安全資産とされる債券が選好されやすかったこともあり、午前9時10分ごろには一時125円31銭まで上伸した。ただ、11日に発表された8月の米消費者物価指数(CPI)でインフレ圧力の根強さが示され、米金利の先高観が強まっていることから追随買いは広がらず。きょう予定されていたイランと湾岸諸国とのホルムズ海峡の管理を巡る会合が延期され、エネルギーの供給懸念から時間外取引で米原油先物が上昇したことで、原油高を通じた国内物価の上振れリスクが意識されたことも上値の重さにつながった。午前10時00分すぎに125円11銭まで下押したあとは持ち直したものの、全般的に模様眺めムードが強かった。

 先物12月限の終値は、前週末比2銭高の125円16銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前週末に比べて0.005%高い2.985%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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