東京株式(大引け)=213円高、AI・半導体伸び悩みもバリューが強さ発揮


 17日の東京株式市場は終始方向感の定まらない地合いだった。日経平均株価は700円あまりの上昇で寄り付いたものの、そこがきょうの高値となり上げ幅を縮小。プラス圏でのもみ合いの動きを経て、一時マイナスに沈む場面もあった。

 大引けの日経平均株価は前営業日比213円25銭高の6万4136円25銭と続伸。プライム市場の売買高概算は19億5662万株、売買代金概算は7兆1538億円。値上がり銘柄数は1289、対して値下がり銘柄数は235、変わらずは30銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を波乱なく通過した安心感から幅広い銘柄に買いが流入した。注目されたFOMCでは米連邦準備制度理事会(FRB)が政策金利引き上げを決定し、市場予想通りの結果となった。あわせて年内追加利上げの可能性も示唆した。全体相場は朝方高く始まったが、その後は上値の重さが目立った。明日に日銀金融政策決定会合の結果発表を控えるなか徐々に手控えムードが強まった。AI・半導体関連株は朝高後伸び悩みの動きに。一方、為替が円安に振れたことで自動車株がしっかり。バリュー株は堅調さを保ち、TOPIXは相対的に強さを発揮した。グロース市場250指数が2%超高と個別株物色は活発だった。業種別では33業種中28業種が上昇。プライム市場の値上がり銘柄数は約83%に達した。

 個別ではファーストリテイリング<9983.T>、ソフトバンクグループ<9984.T>に加え、リクルートホールディングス<6098.T>、中外製薬<4519.T>、豊田通商<8015.T>、テルモ<4543.T>が堅調。任天堂<7974.T>やバンダイナムコホールディングス<7832.T>、コナミグループ<9766.T>も高い。三菱重工業<7011.T>が水準を切り上げた。トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>がしっかり。ジャパンディスプレイ<6740.T>、I-ne<4933.T>が大幅高。レオパレス21<8848.T>が値を飛ばした。

 半面、アドバンテスト<6857.T>や東京エレクトロン<8035.T>、キオクシアホールディングス<285A.T>、SCREENホールディングス<7735.T>、ディスコ<6146.T>が軟調。村田製作所<6981.T>やTDK<6762.T>のほか、イビデン<4062.T>も安い。フルヤ金属<7826.T>、三井金属<5706.T>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS


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