<動意株・28日>(前引け)=モリテック、ニイタカ、サイプレス


 モリテック スチール<5986.T>=急伸。約半年ぶりに年初来高値を更新した。前週末25日の取引終了後、27年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。最終利益予想を5億円から10億1000万円(前期比3.1%減)に引き上げており、好感した買いが集まっている。政策保有株式の見直しのため、上場有価証券3銘柄を28日以降に売却する予定。投資有価証券売却益は約7億4700万円を見込む。なお、売上高予想は490億円(同1.7%増)、営業利益予想は6億円(同35.1%増)の従来見通しを据え置いた。

 ニイタカ<4465.T>=大幅反発。前週末25日の取引終了後、27年5月期第1四半期(6~8月)の連結決算を発表。売上高が63億3400万円(前年同期比5.5%増)、営業利益が5億8500万円(同0.5%増)、最終利益が4億1500万円(同0.8%減)だった。最終減益ではあるものの、営業利益の通期計画(18億円)に対する進捗率が約33%となっており、好感した買いが優勢になっている。主力のケミカル事業が大幅な増収増益を達成。同事業では洗剤や感染対策製品、固形燃料などを取り扱っている。大手外食チェーンへのクロスセルが進んだうえ、食中毒対策に対応した高付加価値製品の販売が拡大した。利益面では原材料費の上昇が逆風になったものの、製品数量の増加や価格改定により吸収することができた。なお、健康食品などを取り扱うヘルスケア事業は米国、国内ともに苦戦し、大幅な減収減益となった。

 サイプレス・ホールディングス<428A.T>=切り返し急で年初来高値を更新。同社は和食店「築地食堂源ちゃん」などを展開する飲食事業を手掛けている。前週末25日の取引終了後、26年8月期の連結業績について、売上高が前回予想の123億円から128億7800万円(前の期比14.1%増)、営業利益が8億5000万円から8億7500万円(同14.4%増)、最終利益が5億2000万円から7億8500万円(同80.0%増)に上振れして着地したようだと発表しており、材料視した買いが集まっている。第4四半期(6~8月)は新店を含め全社の客数や客単価が好調に推移したうえ、店舗における人事生産性が向上。加えて、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、回収可能性のある部分について繰延税金資産を計上することになり、法人税等調整額(益)2億4000万円が発生したことから、最終利益が前回予想を大幅に上回った。

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出所:MINKABU PRESS


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