明日の為替相場見通し=インフレ高進ならドル買い流入


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ指標として重視する米個人消費支出(PCE)デフレーターの結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=156円00銭~157円50銭。

 日本時間今晩には8月の米PCEデフレーターのほか、9月のオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用リポート、4~6月期の米実質国内総生産(GDP)確定値、9月の米シカゴ購買部協会景気指数が発表される予定。市場予想を上回る結果となった場合、FRBの引き締め的な金融政策の思惑が強まり、米長期金利が上昇するとともにドル買いが強まるだろう。

 ただ、片山さつき財務相が29日の閣議後会見で「引き続き日米当局の間で緊密なコミュケーションを維持し、秩序ある為替市場の維持に取り組む」と述べるなど、このところ日米の通貨当局者から円安をけん制する発言が相次いでおり、介入警戒感から積極的には円を売りにくい。また、2日に9月の米雇用統計の発表を控えて模様眺めムードが広がる可能性もある。

 なお、日本時間1日未明にクックFRB理事が講演を行う見通し。同理事は28日に「人工知能(AI)関連の需要と原油高を背景に、今後数カ月はインフレ圧力が続く」との見解を示している。

出所:MINKABU PRESS


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