午後:債券サマリー 先物は続伸、長期金利3.085%に低下


 5日の債券市場で、先物中心限月12月限は続伸。2日発表の米9月雇用統計が低調な結果となり、米連邦準備理事会(FRB)による早期利上げ観測の後退が買い材料となった。

 前週末の米長期債相場が需給悪化懸念などから反落(金利は上昇)したが、この日の時間外取引では米長期金利の上昇が一服。主要7カ国(G7)が2日にオンライン協議で石油備蓄の協調放出を決め、時間外の米原油先物が下落したことで原油高を通じた国内のインフレ懸念がやや後退したこともあり、債券先物は午前10時30分ごろに一時124円65銭まで上伸した。ただ、あす6日に財務省が10年債入札を実施するとあって一段の上値追いには慎重姿勢。高市早苗首相は午後の所信表明演説で「必要な政策や改革を先送りせず、強い経済と財政の持続可能性をともに実現する」と訴えたが、今後編成される予算の内容などを見極めたいとして相場の反応は限定的だった。

 先物12月限の終値は、前週末比11銭高の124円50銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時の時点で前週末に比べて0.005%低い3.085%で推移している。

出所:MINKABU PRESS


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