明日の為替相場見通し=欧米金利の動向にらみの展開


 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、不安定な米国や欧州の債券相場をにらみながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=157円20銭~158円70銭。

 6日の欧州市場では国債利回りの上昇が一服したものの、フランスの財政運営を巡る懸念は依然として根強い。中東情勢の先行き不透明感を背景に米原油先物相場が高止まりし、インフレ懸念から米長期金利が上昇しやすくなっており、ユーロや円に対してドルが堅調に推移しそうだ。また、読売新聞オンラインが7日に「政府は2026年度第2次補正予算を編成する方向で検討に入った」と報じたことで、財政運営に対する警戒感から円安方向に振れやすい面もある。

 ただ、高市早苗首相が5日の所信表明演説で「経済や市場が想定と異なる動きをした場合は必要な対応を機動的に講じる」と述べ、政権発足以降に進んだ円安・金利上昇に対する配慮を前面に出したことから積極的には円を売りにくい。なお、日本時間今晩には利上げを決めた9月15~16日開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表されるが、市場ではサプライズ的な内容はないとの見方が多い。

出所:MINKABU PRESS


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