<動意株・9日>(前引け)=吉野家HD、オンワード、乃村工芸社


 吉野家ホールディングス<9861.T>=4日続伸。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算の発表にあわせて、通期業績予想を上方修正した。売上高を2420億円から2480億円(前期比9.9%増)、営業利益を85億円から100億円(同23.6%増)に引き上げた。同時に年間配当予想を中間・期末各12円の合計24円(前期は22円)と2円増額しており、これらを好感した買いが集まっている。8月中間期の実績を踏まえた。8月中間期は売上高が前回予想の1190億円から1214億9400万円(前年同期比10.0%増)、営業利益が46億円から57億8200万円(同30.3%増)に上振れして着地。商品施策や各種キャンペーンなどの客数獲得施策が奏功したほか、デジタル化の推進や各事業での店舗拡大が業績を押し上げた。

 オンワードホールディングス<8016.T>=急反発。同社は8日取引終了後、期末に創業100周年の記念配当3円を実施すると発表しており、これが好感されているようだ。これにより、中間配当16円と期末配当20円(普通配17円、記念配3円)をあわせた年間配当は36円(前期は30円)となる。同時に公表した27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算は、売上高が前年同期比4.3%増の1175億2500万円、営業利益が同7.0%増の61億3900万円で着地。戦略強化ブランドを中心としたプロモーション施策などが奏功した。なお、通期業績予想については従来見通しを据え置いている。

 乃村工藝社<9716.T>=6日ぶり大幅反発。8日の取引終了後、27年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算を発表した。売上高が733億2200万円(前年同期比9.0%減)、営業利益が52億6100万円(同23.7%減)だった。直近の第2四半期(6~8月)は売上高が375億8800万円(同5.4%減)、営業利益が27億6900万円(同17.1%増)との計算になる。また、8月中間期の受注高が919億7100万円(同21.1%増)、受注残高が888億4400万円(同38.3%増)となっており、足もとの大幅増益や好調な受注状況を評価した買いが集まっている。同社は集客環境作りの調査・コンサルティングから、デザイン・設計、制作・施工、運営・活性化まで手掛けるディスプレイ事業を手掛けている。8月中間期は前年同期の大阪・関西万博案件や大型都市再開発などの反動により、大幅減益での着地となった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS


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